自作パソコン 熱暴走対策

暑い時期になってくると
空気の流れが悪いPCケースを使っていたり、
オーバークロックしていると
熱暴走する場合があります。

熱暴走するとエラーが出たり、パソコンが固まったり
しますので対策が必要になってきます。

まず一番簡単な対策はPCケースの側面カバーを
外してしまうことです。

かなり効果はあり、簡単ですがパソコンのファンの
音などでかなりうるさくなってしまう点と
ほこりが入りやすくなってしまう点がありますので
それらが我慢できる方は試して下さい。

そこへ扇風機の風を当てると完璧です。

次にPCケース内のエアフローを見直す方法が
あります。

乱雑になっているケーブル類をまとめて
結束バンドなどで止めてケース内の
エアフローをよくしてやります。

案外、これだけでも熱暴走しなくなる場合も
あります。

あとは、吸気ファン、排気ファンの交換です。

騒音が気にならないのであれば高回転のファンを
静音で少しでも風量をアップさせたいなら
大口径のファンに交換するといいでしょう。

高回転のファンを装着してファンコンで
回転数を制御し、夏場だけ高回転にするという
方法もあります。

また、ファンの交換が無理な場合は、
3.5インチベイに取り付けるファンや
PCIスロットに取り付けるファンもありますので
そう言ったファンを増設するのもいいと思います。

このようにエアフローを見直しても
まだ熱暴走する場合は、CPUクーラーの交換も
考えた方がいいでしょう。

特にCPUを買ってきたときに付属してきた
リテールクーラーを使っている場合は、
交換をお勧めします。

私の場合、リテールクーラーから
単体CPUクーラーに変えるとCPU温度が
-5℃ほど下がりました。

単体CPUクーラーは様々なタイプや
サイズがありますのでマザーボードの
部品に干渉しないかPCケースに入るかを
確認して買い求めるようにして下さい。

CPUクーラーを交換するときに
出来ればCPUクーラーに塗るグリスも
高性能なグリスにすると若干ですが
効果がアップします。

最近ではグラボも熱暴走しやすいので
グラボが熱暴走する場合は、
グラボ用のクーラーもありますので
交換して試してみるのもいいでしょう。

オーバークロックしている場合、
メモリもかなり熱をもちますので
メモリ用のヒートシンクがありますので
メモリも対策してやる方がいいでしょう。

エアフローがしっかりしていれば
通常の使い方では熱暴走しないと思いますので
熱暴走している場合は、まずエアフローを
見直すだけで大丈夫でしょう。

オーバークロックしている場合は、
ファンの強化やCPUクーラーの交換も
視野に入れておいた方がいいでしょう。

また、夏場だけオーバークロックをやめて、
通常使用するのもひとつの方法です。

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