自作パソコン オーバークロックについて

自作パソコンの魅力のひとつがオーバークロックに
挑戦しやすいことです

オーバークロックというとCPUが定番だったんですが
最近ではビデオカードのGPUをオーバークロックする人も
増えてきています。

ではオーバークロックのメリットとデメリットとは
何でしょうか。

メリットは、オーバークロックすることによって
下位クラスのモデルで安く、上位モデルと同じ性能が得られます。

例えば、CORE 2 DUO E8400をオーバークロックすることで
CORE 2 DUO E8500と同程度もしくはそれ以上の性能が
得られ、価格的には1万円近くCPUにかける予算が減らせます。

また、パソコンの知識にも詳しくなります。

デメリットは、定格以上での動作になるため、
パーツの寿命が短くなったり、無理なオーバークロックを行うと
パソコンが不安定になったり、動作しなくなったり、
最悪の場合、パーツが壊れてしまうことがあります。

また、矛盾しますが例えば、CPUでオーバークロックを追求すると
より高性能なパーツ(CPUクーラーやメモリ)が必要になってきます。
CPUが安く済んでもその他のパーツで
結局、割高になってしまう場合もあります。

ですからオーバークロックを行う場合は自己責任で行って下さい。

とはいえ、最近ではWindows上でオーバークロックを行うツールが
マザーボードメーカーから提供されていますので
カジュアルオーバークロックと言いましょうか、
比較的初心者でも簡単にオーバークロックに挑戦することが出来ます。

さてオーバークロックをする場合ですが
高い性能を望まない場合は、パーツ選択に気をつかわなくても
よいのですがより効率よく性能アップを図りたいなら
パーツ選択も慎重に行う必要があります。

オーバークロック耐性の高いCPUモデルや
同じモデルのCPUでもロットや生産国などにより
オーバークロック耐性が違ってきます。

また、オーバークロックをするとCPUの発熱が増えますので
リテールクーラー(CPUに最初から付属しているクーラー)では
冷却性能が不足しますのでより性能の高いCPUクーラーを
選ぶ必要があります。

メモリにも負荷がかかりますのでメモリも
オーバークロックを前提としたメモリを選ぶ方がいいでしょう。

マザーボードもオーバークロック目的なら
オーバークロックに適した機能のあるマザーボードを
選ぶ必要があります。

このとき、一つ注意点としてはインテルのCPUの場合、
オーバークロックする目的があるなら
オーバークロックする事を前提としていない
インテルのマザーボードを選ぶとオーバークロック出来ません。

そして電源もできるだけ高性能な電源を選ぶ方がいいでしょう。

いずれにせよ、より性能の高いオーバークロックを
目指すならインターネットやPCパーツショップなどでの
情報集めが重要になります。

そしてオーバークロックを行う場合は、慎重に設定を行い、
パソコンが不安定にならない数値で余裕を持って
オーバークロックを行うようにして下さい。

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