自作パソコン リードテック オリジナルヒートシンク搭載のGeForce 9600 GT グラフィックボード発売



今回発売される、GeForce 9600 GT グラフィックボードですが
性能としてはすでに発売されているGeForce 9600 GT グラフィックボードの
リードテック PX9600GTと同じものですが、「LEADTEKオリジナル基盤」、
「LEADTEKオリジナルファンシンク ”S-FANPIPE”」、
「日本メーカー製アルミ固体コンデンサ採用」により、安定性の向上と静音性が
アップされています。

Geforce 9600 GTは、ミドルレンジのグラフィックチップになりますが
性能的にはミドルレンジの中でもハイエンドに近い性能がありますので
3Dゲームなどをやってみたい方にはお勧めのグラフィックボードです。

また、1スロット仕様なので隣接スロットを占有しないで済むのも嬉しいです。

特に今回発売される、WinFast PX9600 GT Extreme = S-FANPIPE =は、
GPUがオーバークロックされていますので
より高性能なパフォーマンスを発揮してくれますし、
すでにオーバークロックされた状態で出荷されますので
ご自身でオーバークロックされるより安定性の面で安心があります。

グラフィックボード(グラボ)用の補助電源は必要ですが
電源コネクタの変換コネクタも付属していますので
グラフィックボード(グラボ)用の6ピン電源コネクタがない電源でも
変換コネクタを利用して使用することが出来ます。

人気のあるリードテック製のグラフィックボード(グラボ)ですので
新規にパソコンを自作される方のグラフィックボード(グラボ)の
選択肢としてもお勧めです。

自作パソコン グラフィックボード(グラボ)取り付け方法

グラフィックボード(グラボ)の取り付けですが
取り付けそのものは難しくありません。

今、新規にパソコンを自作する場合、
グラフィックボード(グラボ)は、PCI Express接続になります。

マザーボードのPCI Expressスロットに
グラフィックボード(グラボ)を差し込んで
PCケースのスロットを出す部分をネジ止めして
モニターケーブルをつなげば完成です。

グラフィックボード(グラボ)の取り付けで
失敗するのがスロットへの差し込みがキチンと出来ていない。

または、高性能なグラフィックボード(グラボ)に
なると直接グラフィックボード(グラボ)に
電源を供給する電源コネクタがあり、そこへ
電源ケーブルを接続しないといけないのですが
その電源ケーブルの接続忘れなどがあります。

新しい電源ならばグラフィックボード(グラボ)用の
専用電源ケーブルが付属していますが付属していない場合、
通常の電源コネクタから変換するコネクタが必要になるものもあります。

その他の注意点としては、高性能なグラフィックボード(グラボ)の場合、
隣接スロットが使えなくなるモノもあります。

PCIスロットに多くの機器を接続する予定の方は、
注意が必要です。

他にこれは新規にパソコンを自作する場合は、
あまり気にしなくてもいいですが
ビデオ出力があるオンボードのマザーボードの場合、
グラフィックボード(グラボ)を差せば、
自動的にグラフィックボード(グラボ)出力になります。

グラフィックボード(グラボ)取り付けの動画




Tiger How-To: Install a Graphics Card in Your PC



How to install a graphics card



how to install a graphics card

自作パソコン 光学ドライブ取り付け方法

光学ドライブの取り付けですが選ぶ光学ドライブの
接続方法によって難易度が違ってきます。

光学ドライブもハードディスクと同じように
IDE方式とS-ATA方式の2種類があります。

S-ATA方式の光学ドライブの場合、接続は簡単で
光学ドライブとマザーボードをシリアルケーブルで
つなぐだけでOKです。

IDE方式の光学ドライブの場合、
光学ドライブのジャンパーピンの設定が必要になります。

IDE方式の場合、一つのケーブルに2台の
ドライブが取り付けられるようになっています。

光学ドライブ1台だけならマスター、1台目に
ハードディスクを2台目に光学ドライブならスレーブに
設定する必要があります。

慣れれば特に難しくはありませんが光学ドライブの
取り付けが初めての方は戸惑うかもしれません。

光学ドライブの説明書をよく読むといいでしょう。

それから最近の傾向としてIDE接続端子が
マザーボードからなくなりつつあります。

S-ATAのハードディスクが増えてきたこともあり、
チップセットメーカーがIDEを標準でサポートしなくなり、
マザーボードのベンダーがサードパーティー製の
IDEチップセットを別に組み込んでいる場合が多いです。

その為、IDE方式の光学ドライブを接続すると
不具合が起こる事例も報告されています。

ですから今後新規にパソコンを自作される方は、
光学ドライブを選ぶ場合、接続のしやすさ、
安定性の面からもS-ATA方式の光学ドライブを選ぶと
いいと思います。

光学ドライブ 取り付け動画




OCもできる快適PCを組み立てよう! DVDドライブの取り付け【LITEON LH-20A1S】



How To #004 - Install a CD/DVD 5.25-inch Drive



Install a CD/DVD Drive

自作パソコン PCケース PRO1シリーズ(A-2767)発売


このPRO1シリーズ(A-2767)のPCケースは、
色がグレー(上記ではブラックと書かれていますが
正確にはグレーになります。)、シルバー、ブルー、レッドと
カラフルなのが特徴です。
普通の色がいいという方は、グレーやシルバーを、
個性的な色のPCケースが欲しいという方は、ブルー、レッドを選ばれるといいと思います。

電源は付属していませんので別途買い求める必要がありますが
高性能な電源を使いたい方には、付属していない方が有り難いですね。

ファンが背面12㎝ファンのみなので冷却を考えると
前面にも12㎝ファンが付属して欲しかったのですが
別途、購入しないといけないのは少し残念です。

3.5インチシャドウベイが5個ありますのでハードディスクを
複数積む場合も安心です。

価格も安いので自作パソコンを作るときのPCケースとして
選択肢に加えてみてもいいでしょう。

PRO1シリーズ(A-2767)のお求めは、下記ショップで。
TWO TOP

自作パソコン、ハードディスク取り付け方法

ハードディスクのケースへの取り付けですが以前は、
IDE方式のため複数台つなぐ場合、マスターやスレーブの設定、
つなぐケーブルの順番など注意しないといけないことが
多かったのですが現在は、S-ATA方式のため、一個の
マザーボード側のS-ATAコネクタとS-ATAハードディスクを
シリアルケーブルでつなぐだけですので
問題なく、取り付けることが出来ます。

簡単につなげるハードディスクですがケースに取り付ける場合に
注意しないといけないことがあります。

それは、取り付けネジがインチネジであるということです。
インチネジはほとんど使うことがないので
つい、ミリネジで取り付けてしまうことがあります。

ミリネジでも取り付けられるのですがハードディスクは、
結構振動するため、不安定になったり、
最悪の場合は落下して壊れてしまうこともあります。

必ずインチネジで取り付けるようにして下さい。

振動をやわらげるためにゴム製のワッシャーがついた、
防振ワッシャーインチネジを使うのもお勧めです。

あと、最近の電源であれば問題ないのですが
S-ATA方式のハードディスクの場合、電源コネクタが
4ピンの電源コネクタでなく、15ピンの電源コネクタだけの
ハードディスクが増えてきましたので
古い電源の場合、15ピンの電源ケーブルがありませんので
4ピンの電源コネクタを15ピンの電源コネクターに
変換するケーブルが必要になる場合があります。

ほとんどわからないことはないと思いますが
念のため、ハードディスク取り付けの動画を紹介して
おきますのでハードディスクの取り付けが
初めての方は御覧になってから作業にかかって下さい。

ハードディスク取り付けの動画


Computer Shopper: Build a Multimedia PC, Step by Step (3/5)



Computer Shopper: Build a Multimedia PC, Step by Step (4/5)

自作パソコン、マザーボードの取り付け方法

パソコンを自作する場合のマザーボードの
PCケースへの取り付けですが
最初にマザーボードにCPUとメモリを
取り付けてからPCケースへ取り付けて下さい。

最近はマザーボードを取り付ける台が
PCケースから引き出してマザーボードを
取り付けるようになっているものもありますが
そういう風になっていないPCケースもありますので
最初にマザーボードだけ取り付けると
狭いPCケース内でCPUの取り付けやメモリの取り付けを
しないといけなくなります。
慣れてくれば出来ないこともないのですが
安全に確実に作業を行うためにもCPUとメモリを
マザーボードに取り付ける作業を最初に行って下さい。

さて、マザーボードをPCケースに取り付ける上で
注意する点は、マザーボードをPCケースの
取り付ける台にネジ止めしていくのですが
マザーボードの大きさやメーカーによって
ネジ穴の数、場所が違いますので
PCケースには、多くのネジ穴が空いています。

このネジ穴にマザーボードのネジ穴を合わせ、
ネジを止めるスペーサーを取り付けます。

このときに注意しないといけないのが
マザーボードのネジ穴よりスペーサーを
多く取り付けたり、少なく取り付けたりしないことです。

スペーサーをきちんと取り付けないと
マザーボードがショートしてしまいます。

ですからスペーサーをきちんと取り付けることは、
マザーボードのショートを防ぐ上で最も重要なことです。

マザーボードを取り付ける台の上において
スペーサーを取り付ける位置を確認してから
スペーサーを取り付け、ネジ止めしていきましょう。

あとは、マザーボードの説明書を読みながら
電源コネクター類を接続していきます。

そして自作初心者にとってマザーボードを取り付ける上で
最も難しいのがマザーボードにPCケースから出ている
コネクター類を接続する作業です。

難しいですがマザーボードの取扱説明書をきちんと
読んで順番通りにコネクターを接続していけば
いいだけなんですが場合によってPCケースからの
コネクターケーブルの色や表記が違うために
戸惑うこともあります。

そう言った場合、わからないコネクターは
後回しにしてわかるコネクターから接続していけば
うまくいきます。

プラスとマイナスには注意が必要です。

あとは、ハードディスクや光学ドライブなどを
取り付け、マザーボードと接続すればOKです。

マザーボード取り付けの動画を紹介しておきますので
これらのことを踏まえて参考にして下さい。

マザーボード取り付け動画




Tiger How To: Install a Motherboard



How to Build a Custom PC Computer : Install the Motherboard: Build a PC Computer



Install a Motherboard into a Computer Case



Installing a Motherboard



Installing a Motherboard

自作パソコン 電源の取り付け方

パソコンの電源は、通常PCケースについている電源を
そのまま使う人が多いのであまり別途、電源を
購入してつける方は少ないように思いますが
電源の選び方で説明したように出来れば良質の電源を
使った方がよいです。

その場合の電源のPCケースへの取り付けですが
難しいものではありません。

PCケースに電源がついていれば、その電源を外し、
新しい電源を取り付けるだけです。

PCケースに電源がついていないものであれば
同じく、電源を取り付けるだけです。

取り付け方は、PCケース背面にネジ止めするだけですので
電源がついているPCケースでは、外すときにわかりますし、
電源がついていないPCケースの場合は、電源の取扱説明書を
見れば、わかります。

一応、念のために下記に電源の取り付け動画を
紹介しておきますので参考にしてみて下さい。

電源取り付け動画




DIY Build your own Home Theater PC Computer



Build a PC with Loyd: The Beginning

プレクスターから新光学ドライブ発売



プレクスターから新しい光学ドライブが発売されます。
性能はDVD±Rの20倍速書き込み、
発売予定のDVD-R DLの12倍速書込みメディアに対応。
ATA接続とS-ATA接続の接続方式の違いによる型番違いの2種類。
その他の性能としてDVD-RAMが12倍速、DVD+R DL/+RWが8倍速、
DVD-RWが6倍速、CD-Rが48倍速、CD-RWが32倍速。
読込み速度はDVD-ROMが16倍速、CD-ROMが48倍速です。

付属ソフトは、ライティングソフト「Easy Media Creator 9」、
バックアップソフト「Backup MyPC」、写真管理ソフト「Photo Suite」、
DVD作成ソフト「MyDVD」、DVDプレーヤー「CinePlayer」が付属しています。

ブラックベゼルが標準ですがホワイトベゼルも付属しています。
出来ればシルバーベゼルも付属していれば完璧なんですが。

プレクスターは、光学ドライブで定評のあるメーカーですので
このDVD-Rマルチドライブも新規にパソコンを自作する場合の
光学ドライブの選択肢の候補に加えてもいいですね。

発売予定日は5月末頃です。

自作パソコンのメモリ取り付け方法

メモリの取り付けは難しくありません。
初めての方は、メモリをメモリスロットに差し込むときの
力のいれ具合が難しいくらいです。

その他の注意点としては、メモリは静電気に弱いので
静電気対策はきちんとすること。

通常、最近のメモリはデュアルメモリ(2枚1組)で
使用しますのでメモリを差し込むスロットの位置に注意して下さい。
マザーボードにより違いはありますが大抵は1、3スロットに
差し込みます。A、B表記のマザーもあります。

最近のマザーボートではないかもしれませんが
以前、私が購入したマザーボードではマザーボードと
マザーボードの説明書でマザーボードのメモリスロットの
表記が違っていたこともあったので注意して下さい。

あとは、メモリの向きに注意して下さい。
メモリに切り欠きがあり、間違った方向では差し込めませんが
間違ったまま、力を加えるとメモリやメモリスロットを
破壊してしまうこともあります。

最後に力のいれ具合ですがやや強めに差し込んで下さい。
きちんとメモリが差し込まれますとカチッと言う音と共に
メモリスロットの両端の留め具がメモリに密着します。

メモリ取り付けの動画を紹介しておきますので
参考にして下さい。

メモリ取り付けYoutube動画




メモリをインストールする



OCもできる快適PCを組み立てよう! メモリの取り付け【Patriot PC2-6400 KH】



メモリー

自作パソコン CPU取り付け方

パソコンを自作する上でまず最初に行う作業が
CPUの取り付けです。

文字でCPUの取り付け方を説明しても
わかりにくいと思いますので下記に
Youtube動画のリンクを貼っておきますので
作業風景についてそちらを参考にして下さい。

英語ですが見ればわかると思います。

ですからここではCPUを取り付ける上での
注意点だけ書いておきます。

インテル、AMDのCPUともに気をつける点は、
ほぼ同じです。

まず、CPUのピンには触らないこと。
CPUのピンは曲がりやすく、折れやすいので
絶対ピンには触らないで下さい。

高価なCPUが使えなくなってしまいます。

そして出来れば、静電気対策をして下さい。
よほどのことがない限り、静電気でCPUが壊れる可能性は、
ありませんが全くないことではありません。

次にリテールクーラーを取り付ける場合、
ヒートシンクの裏にグリスや熱伝導シートがついています。
ビニールで保護されていますのでビニールを外し忘れないで下さい。

CPUクーラーの取り付けは、最初は難しいと思います。
特にインテルのCPUクーラーの取り付けは、簡単なようでいて
きちんとついたかどうかわかりにくいので
CPUクーラーを取り付けたら確実にCPUに密着しているか
CPUクーラーを持って不安定でないか動かしてみて
横からも目視で確実に密着しているか確認して下さい。

最後にCPUファンの電源ケーブルをマザーボードに
忘れないように差し込んで下さい。

CPUの取り付けではCPUクーラーの取り付けが
初めての人は苦労すると思います。

何度かチャレンジすればコツがわかってきますので
あせらず、確実に作業して下さい。

CPU取り付けの動画



Intel Cpu Install



LGA775 install video



AMD SOCKET 754 939 940 am2 install MOVIE

ピクセラ 地上デジタル/アナログ両対応のキャプチャーカード発売



地上デジタル/アナログ両対応のキャプチャーカードという、PCパーツでは初の製品です。

地上デジタルのみのキャプチャーカードは、発売されたばかりですが
アナログ放送に対応しているのは嬉しいですね。

というのは地上デジタルの録画はまだムーブに対応していないために、
パソコンのハードディスクに録り貯めることは出来ても、
DVD-Rなどに焼いて保存することがまだ出来ません。

ソフトウェアのアップデートで可能になるみたいですが
いつ実装されるか不明です。

そういった面でDVD-Rに焼けるアナログ放送を録画できるのは大きいです。

とはいえ、2011年にアナログ放送が終了するのがわかっているので
これからキャプチャーカードを買おうとする人は、
デジタル対応でないと使える期間が決められているので
地上デジタル/アナログ両波対応のキャプチャーカードは、
ここしばらく需要が高いように思えます。

自作パソコンにおけるディスプレイの選び方

メーカー製パソコンを購入するとディスプレイは付属していますが
自作パソコンの場合、ディスプレイも自分で購入する必要があります。

ディスプレイを自分で選択できると言うことは、
大型液晶ディスプレイを選ぶこともできますし、
テレビチューナー内蔵ディスプレイを選んでもいいですし、
液晶ディスプレイは嫌いだから、あえてCRTディスプレイを
選ぶなんて事もできるのが利点です。

ただ、パソコンとセットで買う場合より価格が高くなるのが
難点でもあります。

もちろん、新規にパソコンを自作しない方、すでにパソコンを
持っていてディスプレイをお持ちの方は、
そのディスプレイを流用することも可能です。

では、新規にディスプレイを買われる方に
ディスプレイを選ぶポイントを説明していきます。

まず、パソコン用とディスプレイには、CRTディスプレイと
液晶ディスプレイがあります。

現在では、CRTディスプレイによほどのこだわりがある方以外は、
液晶ディスプレイ、一択でいいでしょう。

一応簡単な違いを書いておくとCRTディスプレイは、
動きの速い画像表示に適している、視野角が広いなどの
特徴があります。

液晶ディスプレイは、登場当初、これらの部分で
CRTディスプレイに大幅に劣っていたのですが
現在では、ほとんど問題ないレベルになっています。

こういった欠点がなくなった液晶ディスプレイは、
薄くて軽い、消費電力が少ないなどの長所が
CRTディスプレイより大きく目立つようになりました。

さて液晶ディスプレイですが最初に決めなければならないのは
画面の大きさです。

液晶ディスプレイを設置するスペースの問題もありますが
通常であれば19インチ以上がお勧めです。

特に19インチ液晶ディスプレイは価格もこなれてますので
現在、液晶ディスプレイを購入される場合のお勧めです。

ただし、液晶ディスプレイでブルーレイなども楽しみたい方は、
価格的には高くなりますが22インチや24インチ以上の
大型液晶ディスプレイを選択するのもいいと思います。
特に24型ワイド以上のサイズはフルハイビジョン表示できますので
高画質で映像を楽しみたい方は選択肢に含めていいでしょう。

19インチクラスの液晶ディスプレイではまず問題ないですが
15インチクラスの液晶ディスプレイでは入力端子に
気をつけて下さい。

デジタル接続であればいいですが中にはアナログ接続しか
できないものもあります。

最近のビデオカードはデジタル接続しかついていないものが
多いので変換コネクターが必要になる場合もあります。

また、ブルーレイをデジタル出力で鑑賞する場合は、
HDCPに対応している必要がありますので
デジタル接続の場合でも注意して下さい。

できればHDMI端子搭載している液晶ディスプレイが
ベストです。

あとは、メーカーや製品によって色合いが違ってきますので
できれば実際に店頭で映像を見て、好みの色合いかどうか
映像の調整がどれぐらい可能かを確かめておく方がいいでしょう。

そして液晶ディスプレイ最大の問題がドット落ちやドット欠けと
いわれる画面の一点が常に光り続けたり、点灯しなかったり
現象がありえることです。画面の端ならばあまり気になりませんが
画面の中央で発生すると邪魔で仕方ありません。

販売店によっては交換保証をつけることにより、
交換してもらえますので心配な方は
こういったサービスを利用するといいでしょう。

Geforce 9600GSO グラフィックカード発売



Geforce 9600GSOとは、Geforce 8800GSを元にしているビデオチップで
スペックは、プロセッサ数96、メモリインターフェイス192bit、
最大メモリ容量384MB、クロックがシェーダ1,375MHz、コア550MHz、
メモリ1,600MHzです。

特徴は、公式スペックが決められてはいますがグラフィックカードを
製造するメーカーが自由にメモリー容量やコアクロックを変更して
発売できることです。

スペック的にミドルレンジの下位クラスになりますので
あまり需要はないように思いますがGeforce 8800GSでは、
少し物足りない、Geforce 8800GTでは、
価格が高すぎるなどの場合では、選択肢と一つとして
考えていいかなと思います。

ただ、Geforce 9600GSOのグラフィックカードは、新製品ですので
発売直後は、価格が高いのでしばらくして価格が落ち着いてから
選択肢に加えるようにして下さい。

AOpen Aeolus F96GSO-WDC384X
AOpenAeolus F96GSO-WDC384X


MSI N9600GSO-T2D384-OC
MSIN9600GSO-T2D384-OC


GIGABYTEGV-NX96G384H
GIGABYTE GV-NX96G384H

自作パソコンにおけるOSの選び方

自作パソコンの最大の特徴のひとつは、
ユーザーがOSを自由に選択できる点です。

メーカ製パソコンやショップなどの直販パソコンの場合、
あらかじめ決められたOSがパソコンにインストールされています。

大抵の場合、OSはWindowsですし、XPやVistaの場合、
様々なバージョンもありますがこちらも選ぶことはまず出来ません。

その点、自作パソコンの場合は、OSをあとから
自分でインストールする必要性があるために
どんなOSを選ぶのも自由です。

Windows Vistaの最上位パッケージでも構いませんし、
最小限の機能でいいという方は、廉価なXP HOME editionや
Vista Home Basicを選ぶことも可能です。
また、マニアックにLinuxでシステムを構築することも出来ます。

このように様々なOSをインストールすることが出来ますが
通常、多くの人がWindows XPかVistaを選択すると思います。

上記で述べたようにWindowsと一概に言っても
様々なバージョンがありますのでそれぞれの特徴を
説明しておきますのでOSを選ぶときの参考にして下さい。

●Windows XP Home edition
Windows XPの基本機能のみ搭載の主に家庭用向けWindows XPで
ビジネス向けの機能は省かれた製品。

●Windows XP Professional
ビジネスユースや上級ユーザー向けのWindows XPで
XPの機能全てが使えます。

●Windows XP Media Center Edition
WindowsXP Professionalをベースにリモコンで操作できるなど
AV機能を充実させたWindows XPで後述するDSP版でしか
購入できない製品。

●Windows XP Tablet PC Edition
Professionalの機能にペンタッチ機能を付加したWindows XPで
メーカー製PC組み込み用のOEM版とDSP版のみ提供されている製品。

●Windows XP Professional X64 Edition(64ビット版)
64ビットCPU向けのWindows XPで通常の32ビット版
Windows XPとの違いは、ドライバに互換性がない、
32ビット版アプリで動かないものがある。
メモリシステムが32ビット版は3GBまで64ビット版は、
128GBまでサポートされているなどの違いがあります。

●Windows Vista Home Basic
Windows Vistaの下位バージョンでVistaの売りである「Aero」が
使えない。Vistaの必要最小限な機能のみの製品。
低スペックパソコンでも使えるメリットがあるが
Windows Vista Home Basicを買うのであれば、
Windows XP Home editionの方がお勧めです。

●Windows Vista Home Premium
家庭向けWindows Vistaの主力製品。
Windows XP Homeの後継になり、Windows XP Media Center Edition、
Windows XP Tablet PC Editionの機能も包括しています。
メーカー製パソコンでは、Windows Vista Home Premiumが
この製品が多く、プリインストールされています。

●Windows Vista Business
ビジネス用途向けの製品でWindows Vista Home Premiumから
AV機能であるメディアセンター機能を省き、ドメインの参加など
ビジネス用に特化した製品。

●Windows Vista Ultimate
Windows Vistaの全ての機能が使える最上位製品。
注意は必要なのは製品版では、32ビット版と64ビット版が
一枚のDVDに同梱されていますがDSP版は、
それぞれが別々に販売されています。

これらの中で新規で自作パソコンを自作する場合は、
Windows XP ProfessionalかWindows Vista Ultimateが
お勧めです。

特にWindows Vista UltimateはSP1が適用された
バージョンの製品が発売されましたので
これからであればWindows Vista Ultimateが一番いいでしょう。

また、Windowsには、パッケージ版とDSP版と言われる
2種類が存在します。

パッケージ版は、普通にショップの店頭などで
箱に入って売られているもので目にすることもあると思います。

一方、DSP版は、パソコンにインストールされたものや
特定のPCパーツ(FDD、CPU、メモリ、ハードディスク、DVDドライブ、
ビデオカード、マザーボード、ベアボーン、組立セットなど)と
一緒に販売されます。

DSP版の特徴は、とにかく価格が安いことがあげられます。

但し、安いのには理由があります。
まずライセンスが一緒に買ったPCパーツに与えられますので
そのPCパーツをセットしたパソコンでしか使えません。

また、マイクロソフトの無償サポートが受けられません。

そしてアップグレード版はありませんのでクリーンインストールしか
できないというデメリットもあります。

これらのデメリットがありますが総合して考えますと
やはりDSP版のWindowsを購入するのがお得です。

特に自作パソコンの場合、必ずPCパーツを購入することになりますので
DSP版を買うメリットが大きいです。

下記にパッケージ版とDSP版の価格差がわかるようにしていますので
購入時の参考にしてみて下さい。

 【送料無料】マイクロソフト Windows Vista Ultimate SP1 66R-02137
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価格:38,799
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【日本全国☆送料無料】Windows Vista Ultimate 【SP1】 32bit(DVD) DSP版+2モードFDD
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自作パソコンにおけるフロッピーディスクドライブの選び方

フロッピーディスクドライブですが
以前はパソコンに必須のパーツでしたが
CDからのブートが可能になり、データの保存の面からも
大容量ならCD-RやDVD-Rに焼くようになり、
小容量のデータなら持ち運びも簡単なUSBメモリに
取って代わられてきました。

その為、新規にパソコンを自作する場合は、
あえてフロッピーディスクドライブを買う必要性は
ほとんどなくなりました。

ただし、OSの選び方で別途詳しく説明しますが
DSP版のWindowsを購入するときにフロッピーディスクドライブと
一緒に購入することになる場合もあります。

また、フロッピーディスクドライブの代わりに
内蔵式のマルチカードリーダーをつけておくと
便利です。

この場合、マザーボードのUSB2端子に接続する必要があります。
大抵のマザーボードにはUSB2端子がついていますが
外部パネルへの接続などで端子が埋まってしまう場合も
ありますので購入時には注意して下さい。

この内蔵式マルチカードリーダーに
フロッピーディスクドライブもついたものもありますので
好みで好きなタイプのマルチカードリーダーを
つけるのもいいでしょう。

下記に例としてマルチカードリーダーを挙げておきます。



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3.5ベイ内臓型マルチカードリーダーカラー:ホワイト型番:PUG-CR56WH 【デジタル0110】

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自作パソコンにおける光学ドライブの選び方

OSのインストールやソフトのインストールに
光学ドライブは不可欠です。

以前は、CDドライブまたはCD-Rドライブが標準でしたが
ソフトの大容量化が進み、またDVDソフトの普及が
進んだこともあり、パソコンでDVD再生する機会も
増えたのでDVDドライブもしくはDVD-Rマルチドライブを
搭載するのがデフォルトになっています。

ソフトのインストールやDVDの再生だけなら
DVDドライブでも構いませんがバックアップや
データの保存を考えているならDVD-Rマルチドライブを
購入しておく方がいいでしょう。

DVD-Rのメディア規格には、DVD-R、DVD+R、DVD-RAM、
二層式のDVD-R DL、DVD+R DLと規格が複数存在します。

そのために複数の規格に対応したDVD-Rマルチドライブが
便利です。

ただDVD-RマルチドライブでもDVD-RAMだけは、
読み書きできるタイプと読みしか対応していない
モデルがありますのでDVD-RAMを使いたい方は
購入時に注意が必要です。

なお、ほとんどのモデルでカートリッジ式のDVD-RAMには
対応していません。
唯一、松下のドライブがカートリッジ式対応モデルを
出していますが手元にカートリッジ式のDVD-RAMが
なければ、選択肢から除いてもいいでしょう。

そして今後、新規に光学ドライブを購入する場合は、
ブルーレイドライブも選択肢に加わります。

読み書きできるブルーレイドライブは、まだ高価ですが
再生のみのブルーレイドライブはかなり安くなってきていますので
パソコンでブルーレイを再生したい方は、再生のみの
ブルーレイドライブを購入してもいいでしょう。

ただ、再生のみの場合、データの保存が出来ませんので
予算に余裕があればDVD-Rマルチドライブとの複数設置がベストです。

パソコンでブルーレイを再生するときの注意点としては、
DVI-D、HDMIでデジタル出力するのであればディスプレイ、
ビデオカード(グラフィックカード)がHDCPに対応している
必要があります。

アナログ出力の場合はHDCP対応してなくても問題ありませんが
デジタル出力、アナログ出力とも
再生ソフトは、ブルーレイ対応の再生ソフトでないといけません。
(ドライブを購入すると付属されていることが多いです。)
OSもWindows VistaもしくはWindows XP SP2が必須となります。
新規にビデオカード(グラフィックカード)を購入する場合は、
問題ありませんが今使っているパソコンから流用して
使う場合は、そのビデオカード(グラフィックカード)の
ドライバがCOPP対応でなければ、ドライバをバージョンアップ
する必要があります。

ブルーレイのHD解像度でのアナログ出力
(アナログRGB、D端子、コンポーネント端子)、は、2011年末まで。
SD解像度のアナログ出力は2013年末までしかソフト側の
再生を許可することを認めていませんのでアナログ出力の
場合、2014年以降発売されるブルーレイソフトは
再生できないことも考えられますので
これからパソコンを自作してパソコンでブルーレイを観たい方は、
新規にディスプレイやビデオカード(グラフィックカード)を
購入する場合は、HDCP対応のデジタル出力付きを
選ぶようにしておく方が無難です。

自作パソコンにおけるハードディスクの選び方

自作するパソコンの用途によって設置するハードディスクの
容量は変わってきますが大容量のハードディスクの
価格が安くなってきているため、1GB当たりの単価を
考えて購入時点で一番得な容量のハードディスクを
選ぶようにすればいいと思います。
現時点では、500GBのハードディスクが実売価格、
8000円~9000円ぐらいですのでこの容量のハードディスクが
一番お買い得なモデルになります。

標準的な使い方であれば、500GBのハードディスク1台あれば
十分ですが動画のキャプチャーやエンコードなどを行う方は
もう1台500GBのハードディスクを増設した方が
容量不足に困らなくていいと思います。

500GBのハードディスクを2台設置するなら
1TBのハードディスク、1台にしようとする方もいるかもしれませんが
OSやソフトなどと動画用のデータは分けておいた方が
速度面で有利ですし、万が一の故障時などに安心です。

また、RAIDと呼ばれる速度向上や信頼性アップを図る技術を
構築する場合は、構築するRAIDのレベルによりますが
同一メーカー、同一種類、
同容量のハードディスクが2台~4台必要になります。

ハードディスクのインターフェースは、ATAとS-ATAが
ありますが新規でパソコンを自作する場合は、S-ATAの
ハードディスクを選びましょう。

最近のマザーボードではATAポートが標準でついてないものも
増えてきていますので速度やケーブルの取り回しの良さからも
S-ATAのハードディスクがいいでしょう。

ハードディスクの大きさには3.5インチと2.5インチがあり、
デスクトップでは3.5インチをノートパソコンでは2.5インチを
主に用います。

ハードディスクもバッファローなどの箱入りのものと
Seagateなどの箱なしのバルクがあります。

バッファローなどの箱入りのハードディスクも
中身のハードディスクはSeagate製などのメーカーで
保証の有る無しだけですのでバルクのハードディスクを
購入する方が安いのでバルクでいいと思います。

バルクの3.5インチハードディスクのメーカーとしては、
日立、Seagate、WesternDigital、Samsungが代表的なメーカーです。
2.5インチでは富士通や東芝などが代表的なメーカーになります。

最近ではハードディスクに代わるものとしてSSDが登場し、
速度にこだわるユーザーはSSDをOS用のハードディスクの代わりとして
用いています。

SSDは、今後注目ですがまだ価格が高い、容量が少ない、
書き込みが遅いなどのデメリットが大きいため、
現時点では、選択肢から除いておくべきでしょう。

また、ハイブリッドHDDというハードディスクに
フラッシュメモリーを搭載し、高速化を図ったものも
発売されていますが一部メーカー製ノートパソコンに搭載されたり、
していますが普及には至っていません。

自作パソコンにおけるマザーボードの選び方

パソコンのCPUが頭脳ならマザーボードは心臓ともいえます。
パソコンを動かすための重要な役目を担っています。

マザーボードにはチップセットが搭載されていて
このチップセットにより、使えるCPUや周辺機器などを
接続するインターフェースが決定されています。

インテル製のCPUを使うならインテルのチップセットを
搭載したマザーボードをAMD製のCPUを使うなら
AMDかNvidiaのチップセットを搭載したマザーボードを
使うことになります。

では、パソコンを自作する場合のマザーボードの
選定の仕方をみていきましょう。

まず、使うCPUを決定します。
インテルかAMDのCPUどちらかになりますね。
インテル、AMDどちらもCPUには何種類かありますので
その中から最終決定します。

CPUは、マザーボードのソケットに装着するために
CPUを決めれば必然と対応するソケットのマザーボードが
絞られてきます。

インテルであればLGA775、AMDであればSocket AM2が
現在の主流です。

次に自作するパソコンの大きさによりマザーボードの
大きさ(フォームファクター)を決めます。

標準的サイズのデスクトップPCならATX規格の
マザーボート、小型のPCならMicro ATX規格、
さらに小型のPCならFlex ATX規格になります。

他にも規格がありますが自作では主に
この3種類の規格のマザーボードがよく使われます。

大きさが決まれば、あとは各マザーボードの性能を比べて、
オンボードデバイスの種類、例えばLANやサウンド、
オンボードグラフィックの有無などやUSB2ポートの数、
ハードディスクなどを接続するATAポートの数、
PCI-ExpressやPCIなどの拡張バススロットの数など
マザーボードのメーカーや型番により様々なマザーボードが
発売されていますのでどのようなパソコンを自作したいかを
踏まえ、よく考えて購入して下さい。

マザーボードのメーカーは、各社ありますが
どこを選んでも大差はありませんので好みのマザーボードが
あるメーカーで構いません。

また、同等の性能で選びたいマザーボードがある場合は、
マザーボードの品質にも注目して下さい。

これは数年前に台湾製の電解コンデンサを搭載したマザーボードで
電解コンデンサの膨張、液漏れなどが大量に発生した為、
最近では電解コンデンサに日本製の固体電解コンデンサを
使用したマザーボードが増えてきています。

とはいえ、マザーボード上の全ての電解コンデンサを
日本製の固体電解コンデンサにしてしまうとマザーボードの
価格が高騰してしまうためにハイエンドマザーボードだけの場合が多く、
ミドルクラスのマザーボードではCPUの電源供給に使うレギュレータ
周りだけ日本製の固体電解コンデンサを使用し、
その他のコンデンサは普通のアルミ電解コンデンサを使っています。
ローエンドのマザーボードでは固体電解コンデンサは使用せず、
ほとんどが海外製のアルミ電解コンデンサで
レギュレーター周りのみ日本製のアルミ電解コンデンサを
使用したマザーボードが多いです。
ただし、マザーボードメーカーも過去の事例を教訓に
アルミ電解コンデンサであっても品質のチェックを
厳しくしているために問題が起こることはほとんどないといえます。

同じ性能でマザーボードの価格が違う場合は、
こういった品質面での価格差による場合が多いので
安心という面から高品質のマザーボードを選ばれる方がいいと思います。

自作パソコンにおけるビデオカード(グラフィックボード)の選び方

ビデオカード、グラフィックカード、グラフィックボード、
グラボ、VGAと様々な呼び方があります。

自作パソコンを作る上でパソコンの使用用途により
最も価格差が出るのがビデオカード(グラフィックボード)です。

ビジネス用途やインターネット閲覧のみといった使い方しか
しない場合は、ビデオカード(グラフィックボード)は、
1万円以内の廉価なものでも良いですし、マザーボードに
ビデオ出力のチップを搭載したオンボードグラフィック搭載の
マザーボードを選べば、いいでしょう。

そしてハードな3Dゲームはしないがゲームをしたり、
DVD鑑賞やエンコードなどをしたい場合は
ミドルクラスのビデオカード(グラフィックボード)、
1万円~4万以内のものを選べばいいでしょう。
3Dゲームを楽しみたい場合は、2万円以上の
ビデオカード(グラフィックボード)をお勧めします。

尚、今後主流となるブルーレイをパソコンで
デジタル出力で観るためにはモニターと
ビデオカード(グラフィックボード)がHDCP対応である必要があるので
ブルーレイを楽しみたい方はHDCP対応かどうかも
購入時の目安にして下さい。

バリバリの3Dゲームを楽しみたい方はミドルクラス以上、
ハイエンドを選択しないといけません。

ミドルクラスのビデオカード(グラフィックボード)でも
プレイ自体は楽しめますが高画質でのプレイや
画像エフェクトを多用する場合はハイエンドが必須になります。
また、SLIやCrossFireと呼ばれる技術を用いて、性能をアップさせる
ビデオカード(グラフィックボード)の2枚差しや
一枚のカードに二つのグラフィックチップを搭載した
ビデオカード(グラフィックボード)もあります。
価格的には5万円~8万円クラスが相場的に多いですが
中にはそれ以上するビデオカード(グラフィックボード)もあります。

ビデオカード(グラフィックボード)のパソコンへの接続方式は
PCI ExpressとAGPがありますがAGPのビデオカード(グラフィックボード)は、
なくなりつつありますので新規にパソコンを自作する場合は、
高速なPCI Express方式のビデオカード(グラフィックボード)を
選ぶようにしましょう。

現在、グラフィックチップを作っているメーカーは、
NvidiaとAMD(ATI)の2社が占めます。

Nvidiaは、GeForceというグラフィックチップを
AMD(ATI)は、RADEONというグラフィックチップを作っています。

それぞれ色々なメーカーからそれぞれのグラフィックチップを
搭載した、ビデオカード(グラフィックボード)が発売されていますが
基本基盤はNvidiaのGeforceは、Nvidiaの、AMD(ATI)のRADEONは、
AMD(ATI)のリファレンスボードに準拠しています。

では現在のビデオカード(グラフィックボード)の種類を
性能別に記しておきますので購入時の参考にして下さい。
(2008年4月末現在)

Nvidia GeForceシリーズ
●ローエンド
GeForce 8400 GS
GeForce 8500 GT
●ミドルエンド
GeForce 8600 GT
GeForce 8600 GTS
GeForce 8800 GTS
GeForce 8800 GTX
GeForce 8800 Ultra
GeForce 9600 GT
●ハイエンド
GeForce 8800 GS
GeForce 8800 GT
GeForce 8800 GTS
GeForce 9800 GTX
GeForce 9800 GX2

AMD(ATI) RADEONシリーズ
●ローエンド
HD 3450
HD 3470
●ミドルエンド
HD 3850
HD 3870
●ハイエンド
HD 3870 X2

自作パソコンにおけるメモリの選び方

少し前まで自作パソコンを作る場合、一番悩むのがメモリでした。
メモリのメーカーや容量、速度など選び方によっては、
数万円の費用の差になってしまいます。

そのため、出来る限り安く、性能のいいバルクメモリを
探し続けたのですが最近ではあまり悩まなくてよくなりました。

というのはメモリの価格がかなり安くなってしまい、
現在、自作パソコンで通常よく使うメモリPC2-6400(DDR2-800)は、
1Gで1500円~2000円くらいですので仮に最近のマザーボードの
チップセットの上限4G(通常の32BitOSのWindowsVistaやXPは
3Gまでしか認識しません)までメモリを積んでもよほど性能のすぐれている
メモリを使わない限りは、1万円以内にメモリの費用は抑えられます。

ですからあまりメモリについて悩む必要はなくなりました。

とはいえ、次期規格のメモリのDDR3やまあいくらなんでも
メモリの価格が相場制といえ、DDR2規格のメモリが1G、5000円を超えることは
ないとは思えますが万が一と言うこともあり得ますし、安くはなりましたが
バルクメモリの場合、様々なメーカー、種類がありますので
メモリを選定する場合の参考としてメモリ選びのポイントを書いておきます。

そんなこと読むのが邪魔くさい方は、PCパーツショップ
お勧めのPC2-6400(DDR2-800)2G X 2枚組セットを買っておけばいいでしょう。

さて、話を戻しまして、まず、メモリの役目からお話ししたいと思います。
メモリの役目は、よく作業机に例えられます。

通常、パソコンは、データやプログラムをハードディスクに保存し、
パソコンが起動するとパソコンを動かすために必要な情報がメモリに
展開され、ソフトを起動するとその情報もメモリに展開されます。

そしてその情報がCPUに運ばれてCPUで処理が行われ、
再びメモリに戻されます。

この状況が作業机に似ているためです。

作業机は作業をするのに必要な道具や資料などを置いておきますね。
そしてその中から作業に必要なものだけを取り出し、一つの作業が
終われば、今使っているものを作業机に戻し、次の作業に必要なものを
作業机から取り出します。

この作業机が狭いと十分に作業に必要な道具や資料を置けなく、
保管している場所まで取りに行ったり、戻しに行ったりという動作が
必要になり、迅速な作業が出来ません。

メモリも同じで容量が少ないと十分なデータを置けないため、
CPUがハードディスクとやりとりするので動作が遅くなってしまいます。

ですからメモリの容量は多い方がいいと言うことになります。

最近のメモリはデュアルチャンネルといってマザーボートに
2枚1組で使うことが前提となっています。

デュアルチャンネルにより、速度がさらに高速化されます。

次にメモリの種類です。
現在、主流はDDR2で以前はDDRが使われていました。
この両者に互換性がないので新規にパソコンを自作する場合は、
問題ないですが古いパソコンのパーツを流用して自作する場合は、
注意が必要です。

また、最近DDR3も登場しています。
このDDR3もDDR、DDR2ともに互換性がありません。
今後、主流となるメモリだとは思いますが
現時点では、搭載できるマザーボードも少なく、価格も高価で
性能もあまりDDR2と変わりませんのでマニアックな自作を
目指す方以外は、使う必要はないでしょう。

こういった点からも新規でパソコンを自作する場合は、
DDR2のメモリを使うということになります。

そして速度です。
メモリの速度はクロック数で表されてFSBともいわれます。
数字が大きくなるほど速度は、速くなります。

メモリの表記ですが最近は速度の関連性がない表示が使われることも
あるので注意が必要です。

例えばDDR2-400は、PC2-3200。DDR2-667は、PC2-5300。
DDR2-800は、PC2-6400。DDR3-1066は、PC3-8500などと表示されています。

速度は下位互換性があります。

ただし、異なる速度のメモリを2枚つけると遅い方の速度に合わせられますので
よほどのことがない限り、同じ速度のメモリを2枚使うようにしましょう。
また、最近のマザーボードで自作する場合はDDR2-800までは対応して
いますし、メモリの価格もDDR2-667とDDR2-800ではあまり差がありません。

このような理由からも自作で使うメモリは、PC2-6400(DDR2-800)で
ほぼ決まりといえます。

ただ、オーバークロックを考えている場合は速度は速いほうがいいので
PC2-8500(DDR2-1066)なども選択肢には入ります。

速度にはCLといわれるメモリのデータを転送する時のウェイト時間(待ち時間)を
表す表記もあり、数字が小さいほど高速ですがその差はほとんどないため、
あまり気にしなくてもいいでしょう。

実際にメモリを買う場合はバッファローなどの箱に入ったメモリと
バルクメモリと言われる箱に入っていない2種類ありますが
自作ではバルクメモリを主に使います。
これはバッファローなどのメーカ製メモリは高価であるからです。

バルクメモリと言っても様々有り、保証の有無や動作保証の有無など
違いがあります。

メーカも色々あり、不良品の多さ、相性がきついなど品質に差があります。

お勧めメーカーとしてはCenturyMicro、Kingston、Apacer、Corsair、
SanMax、A-DATAなどになりますがよほど安いメモリを買わない限りは
大丈夫でしょう。

しかしながらどんなメモリでもエラーが出る場合はありますので
購入したメモリはMemtest86+でテストを行い、
エラーの有無を調べておいた方がいいでしょう。

エラーが出た場合に備えてメモリをPCパーツショップで購入する場合は、
相性保証や交換保証をつけて購入した方が安心です。