自作パソコンにおけるOSの選び方

自作パソコンの最大の特徴のひとつは、
ユーザーがOSを自由に選択できる点です。

メーカ製パソコンやショップなどの直販パソコンの場合、
あらかじめ決められたOSがパソコンにインストールされています。

大抵の場合、OSはWindowsですし、XPやVistaの場合、
様々なバージョンもありますがこちらも選ぶことはまず出来ません。

その点、自作パソコンの場合は、OSをあとから
自分でインストールする必要性があるために
どんなOSを選ぶのも自由です。

Windows Vistaの最上位パッケージでも構いませんし、
最小限の機能でいいという方は、廉価なXP HOME editionや
Vista Home Basicを選ぶことも可能です。
また、マニアックにLinuxでシステムを構築することも出来ます。

このように様々なOSをインストールすることが出来ますが
通常、多くの人がWindows XPかVistaを選択すると思います。

上記で述べたようにWindowsと一概に言っても
様々なバージョンがありますのでそれぞれの特徴を
説明しておきますのでOSを選ぶときの参考にして下さい。

●Windows XP Home edition
Windows XPの基本機能のみ搭載の主に家庭用向けWindows XPで
ビジネス向けの機能は省かれた製品。

●Windows XP Professional
ビジネスユースや上級ユーザー向けのWindows XPで
XPの機能全てが使えます。

●Windows XP Media Center Edition
WindowsXP Professionalをベースにリモコンで操作できるなど
AV機能を充実させたWindows XPで後述するDSP版でしか
購入できない製品。

●Windows XP Tablet PC Edition
Professionalの機能にペンタッチ機能を付加したWindows XPで
メーカー製PC組み込み用のOEM版とDSP版のみ提供されている製品。

●Windows XP Professional X64 Edition(64ビット版)
64ビットCPU向けのWindows XPで通常の32ビット版
Windows XPとの違いは、ドライバに互換性がない、
32ビット版アプリで動かないものがある。
メモリシステムが32ビット版は3GBまで64ビット版は、
128GBまでサポートされているなどの違いがあります。

●Windows Vista Home Basic
Windows Vistaの下位バージョンでVistaの売りである「Aero」が
使えない。Vistaの必要最小限な機能のみの製品。
低スペックパソコンでも使えるメリットがあるが
Windows Vista Home Basicを買うのであれば、
Windows XP Home editionの方がお勧めです。

●Windows Vista Home Premium
家庭向けWindows Vistaの主力製品。
Windows XP Homeの後継になり、Windows XP Media Center Edition、
Windows XP Tablet PC Editionの機能も包括しています。
メーカー製パソコンでは、Windows Vista Home Premiumが
この製品が多く、プリインストールされています。

●Windows Vista Business
ビジネス用途向けの製品でWindows Vista Home Premiumから
AV機能であるメディアセンター機能を省き、ドメインの参加など
ビジネス用に特化した製品。

●Windows Vista Ultimate
Windows Vistaの全ての機能が使える最上位製品。
注意は必要なのは製品版では、32ビット版と64ビット版が
一枚のDVDに同梱されていますがDSP版は、
それぞれが別々に販売されています。

これらの中で新規で自作パソコンを自作する場合は、
Windows XP ProfessionalかWindows Vista Ultimateが
お勧めです。

特にWindows Vista UltimateはSP1が適用された
バージョンの製品が発売されましたので
これからであればWindows Vista Ultimateが一番いいでしょう。

また、Windowsには、パッケージ版とDSP版と言われる
2種類が存在します。

パッケージ版は、普通にショップの店頭などで
箱に入って売られているもので目にすることもあると思います。

一方、DSP版は、パソコンにインストールされたものや
特定のPCパーツ(FDD、CPU、メモリ、ハードディスク、DVDドライブ、
ビデオカード、マザーボード、ベアボーン、組立セットなど)と
一緒に販売されます。

DSP版の特徴は、とにかく価格が安いことがあげられます。

但し、安いのには理由があります。
まずライセンスが一緒に買ったPCパーツに与えられますので
そのPCパーツをセットしたパソコンでしか使えません。

また、マイクロソフトの無償サポートが受けられません。

そしてアップグレード版はありませんのでクリーンインストールしか
できないというデメリットもあります。

これらのデメリットがありますが総合して考えますと
やはりDSP版のWindowsを購入するのがお得です。

特に自作パソコンの場合、必ずPCパーツを購入することになりますので
DSP版を買うメリットが大きいです。

下記にパッケージ版とDSP版の価格差がわかるようにしていますので
購入時の参考にしてみて下さい。

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