自作パソコンにおけるディスプレイの選び方

メーカー製パソコンを購入するとディスプレイは付属していますが
自作パソコンの場合、ディスプレイも自分で購入する必要があります。

ディスプレイを自分で選択できると言うことは、
大型液晶ディスプレイを選ぶこともできますし、
テレビチューナー内蔵ディスプレイを選んでもいいですし、
液晶ディスプレイは嫌いだから、あえてCRTディスプレイを
選ぶなんて事もできるのが利点です。

ただ、パソコンとセットで買う場合より価格が高くなるのが
難点でもあります。

もちろん、新規にパソコンを自作しない方、すでにパソコンを
持っていてディスプレイをお持ちの方は、
そのディスプレイを流用することも可能です。

では、新規にディスプレイを買われる方に
ディスプレイを選ぶポイントを説明していきます。

まず、パソコン用とディスプレイには、CRTディスプレイと
液晶ディスプレイがあります。

現在では、CRTディスプレイによほどのこだわりがある方以外は、
液晶ディスプレイ、一択でいいでしょう。

一応簡単な違いを書いておくとCRTディスプレイは、
動きの速い画像表示に適している、視野角が広いなどの
特徴があります。

液晶ディスプレイは、登場当初、これらの部分で
CRTディスプレイに大幅に劣っていたのですが
現在では、ほとんど問題ないレベルになっています。

こういった欠点がなくなった液晶ディスプレイは、
薄くて軽い、消費電力が少ないなどの長所が
CRTディスプレイより大きく目立つようになりました。

さて液晶ディスプレイですが最初に決めなければならないのは
画面の大きさです。

液晶ディスプレイを設置するスペースの問題もありますが
通常であれば19インチ以上がお勧めです。

特に19インチ液晶ディスプレイは価格もこなれてますので
現在、液晶ディスプレイを購入される場合のお勧めです。

ただし、液晶ディスプレイでブルーレイなども楽しみたい方は、
価格的には高くなりますが22インチや24インチ以上の
大型液晶ディスプレイを選択するのもいいと思います。
特に24型ワイド以上のサイズはフルハイビジョン表示できますので
高画質で映像を楽しみたい方は選択肢に含めていいでしょう。

19インチクラスの液晶ディスプレイではまず問題ないですが
15インチクラスの液晶ディスプレイでは入力端子に
気をつけて下さい。

デジタル接続であればいいですが中にはアナログ接続しか
できないものもあります。

最近のビデオカードはデジタル接続しかついていないものが
多いので変換コネクターが必要になる場合もあります。

また、ブルーレイをデジタル出力で鑑賞する場合は、
HDCPに対応している必要がありますので
デジタル接続の場合でも注意して下さい。

できればHDMI端子搭載している液晶ディスプレイが
ベストです。

あとは、メーカーや製品によって色合いが違ってきますので
できれば実際に店頭で映像を見て、好みの色合いかどうか
映像の調整がどれぐらい可能かを確かめておく方がいいでしょう。

そして液晶ディスプレイ最大の問題がドット落ちやドット欠けと
いわれる画面の一点が常に光り続けたり、点灯しなかったり
現象がありえることです。画面の端ならばあまり気になりませんが
画面の中央で発生すると邪魔で仕方ありません。

販売店によっては交換保証をつけることにより、
交換してもらえますので心配な方は
こういったサービスを利用するといいでしょう。