自作パソコンを作る場合、最大限に頭を悩ますのが
パーツ選定です。
予算に余裕があればそれこそ最高級の性能を持つパーツばかりを
選んでもいいんですが自作パソコンを作ろうと考える方の多くは、
予算が限られていてその中で自分がやりたいことに特化した
パソコンを作ろうと考えるのでパーツ選びは、慎重になります。
また、そうしたパーツ選びで悩むのも自作パソコンを作る
楽しみの一つでもあります。
でも中には、全く何も無い状態からパーツ選びをするのは
難しいし、時間もないという方もおられると思います。
そういう方にお勧めなのが自作キットやベアボーンです。
自作キットは、文字通りパソコンを自作するためのパーツが
全て揃っているセットです。
組み立てはされてませんのでまとめて届いたパーツを
自分で組み上げて完成させる半自作パソコンといえるでしょう。
自作キットのメリットとしては、ショップ側で一台分のパソコンとして
完全動作するパーツ選定していますので自作パソコン、最大の問題点である、
パーツ同士の相性問題がない点があります。
仮に相性問題が発生しても大抵は保証してくれてますので
交換などの対応をとってもらいやすいです。
カスタマイズもある程度可能なので自分に必要な性能のパーツを
選ぶこともできますし、ディスプレイやキーボードなど周辺機器も
同時に注文することができます。
デメリットとしては扱っているパソコンショップが少ない点です。
ベアボーンは、PCケース、電源、マザーボードのセットです。
CPUも含まれる場合もあります。
ノートパソコンの自作はほとんどベアボーンになります。
ベアボーンは、必要最小限のパーツで構成されていますので
後は、ご自身が必要なスペックに合わせて、ハードディスクや
グラフィックボードを買い足す必要があります。
メリットとしては、マザーボードの配線がしてある場合が多いので
初心者にはやや難しいランプ類やスイッチ類の配線をしなくてもよい、
必要最小限のセットですので自分独自のパソコンを作りやすい点です。
デメリットとしては、ベアボーンは、小型のケースを使用しているモノが
多いのでデスクトップで拡張性の高いタワー型のケースがあまりない点が
あげられます。
初めて自作に挑戦する方は、一から自作するよりこのような自作キットや
ベアボーンである程度経験を積んでから挑戦するのもいいと思います。